何度か書いていますが、重要なことなので、忘れた頃に繰り返して書くようにしています。
開運を妨げる要因として、過去へのこだわりがあります。
だから、過去を捨てましょう、過去のことは忘れてしまいましょう、というのですが、簡単なことではありません。
もちろん、嬉しかったこと、楽しい思い出を捨てる必要はありません。
辛かったこと、悲しかったこと、後悔することなどを引きずっている限り、幸福にはなりにくいです。
そして、よい思い出より悪い思い出の方が、強く心に残りがちです。
過去を捨てるには、過去を肯定することです。
そして、過去の自分を肯定することです。
「あれは、あれで良かったのだ。」
「どうしたって、あのような結果になっていたのだ。」
「自分は、最善を尽くしたのだ。」
「あのことを体験する必要があったのだ。」
のように、辛い思いが蘇ってきた時に、考える習慣を持ちましょう。
自分の経験を肯定することは、自分を肯定することです。
これを読まれているということは、生きているということで、すなわち、あなたは価値のある人間です。
川へ洗濯に行ったおばあさんは、流れてきた桃を拾って、桃太郎を授かりました。
川上を見ていたから、桃を拾うことができたのです。
川上は、未来ですね。
おばあんが川下を見ていたら、桃が流れてきても、自分の横を通り過ぎないと分かりません。
過去ばかり見ている人は、幸運・チャンスが来ても、通りすぎないと気付きません。
気付いた時は、手遅れです。
それでも、過去ばかり見続けますか。