心理学では、人にとって、100秒以上先は遠い未来だそうです。
それゆえに、未来の良きこと・報酬の為に、今を我慢するのが難しいのだそうです。
つまり、100秒以上先の報酬は未来の報酬であり、それを得るためには強い我慢が要るということです。
イルカが芸をするのは、直後に餌をもらえるからであって、それ無しでは何もしません。
1日頑張ったら御馳走がもらえる、というシステムは通用しないのです。
頭が良いと言われているイルカでさえ。
月給で働いている人は、一見、報酬は1ヶ月先ですね。
でも月給を目標に、日々の仕事に勤しんでいるのでは、ないでしょう。
だから、続くのです。
たいていの人は、未来のことは惰性で成り行き任せです。
ですから、1年後の合格を目指して頑張っている受験生は、凄いのです。
受験だけでなく、将来の為に今、精進努力している人は、とても凄い人です。
本能に逆らって、我慢しているのですから。
しかも、長期にわたって我慢し続けているのです。
そういう人は成功し、幸福を手に入れ、笑って死ねる人生にしていただきたい。
さて、もし現実逃避したいのなら、未来に逃避しましょう。
心を未来に飛ばす方が建設的です。
それを妄想と言いますが、妄想が潜在意識に入ったら、自動的に実現しますから、これは、「有り」 なのです。
逆に、過去に逃げて思い出にひたっているのは、座して死を待つようなものです。
あなたは、未来を見据えていますか。
武漢ウイルス終息後、元の世界に戻ることはありません。
過去の基準が、通用しなくなります。
未来向けて、私達が新しい基準を作っていきましょう。
誰かが作ってくれるのを待っていて、それに従って生きていくというのは、いかがなものでしょう。