以前、弘中勝さんのメルマガ「ビジネス発想源」 で、「させていただく」 の使われ方について書かれていました。
その記事を読んだからか、やたら「させていただきます」 が目や耳について仕方がありません。
多くの方が、使うべきでないところで使っています。
本来「させていただく」 は、相手の許可を求めた上でのことです。
なのに、そうでない場合に使われることが多いようです。
本人は謙遜しているつもり、丁寧に言っているつもりなのでしょう。
例えば、「本日、司会を務めさせて頂く○○です。」
というのは、自分から頼んでさせてもらう時に使う表現です。
弘中さんは、結婚式の披露宴に招待された時、司会者が最後まで「させていただく」 を使わなかったと、称賛されていました。
本当の、プロフェッショナルだと。
「すいません・すみません」 と同じように、「させていただく」 の使い方にも注意したいものですね。
さて、これを読まれたあなたは、今後、「させていただきます」 が目や耳について仕方が無くなるかもしれません。
実際、1日に何度も耳にするでしょう。
「お詫びさせていただきます・・・。」