気がつけば、今日で春土用が開けます。
やれやれ、なんて思っている方は、少ないでしょうね。
建設や土木関係の会社を経営している方でもない限り、春土用なんて、話題にもしないでしょう。
一般の人にとっての土用は夏土用だけで、それも丑の日にウナギを食べること、だけです。
ともあれ、一つの節目ではあります。
明日は、二十四節季の第7、「立夏」 です。
七十二候は
初候・・・蛙始鳴 ( かえる はじめて なく ) : 蛙が鳴き始める。
次候・・・蚯蚓出 ( きゅういん いずる ) : 蚯蚓 ( みみず ) が地上に出てくる。
末候・・・竹笋生 ( ちくかん しょうず ) : 筍が生えてくる。
暦の上では、明日から夏です。
世の中は、相変わらずのコロナ騒動ですが、季節は確実に移っています。
そして明日は五月五日、端午の節句です。
やはりこういうものは、旧暦の方がしっくりきます。
地方に行くと、旧暦でもなく、一か月遅れで節句を祝うところが多くあります。
その方が、季節感があってよろしいでしょう。
私は、新暦と旧暦、両方を祝います。