お彼岸には、墓参りをしたり、仏壇を祀ったりして、いつも以上に御先祖様に思いを馳せていたでしょう。
御先祖様との繋がりが強くなるほど、その影響も強くなります。
問題は、優秀な御先祖様ばかりではないということです。
地獄に堕ちていても、先祖は先祖。
地獄までもいかないものの、最低レベルのランクにいる先祖もたくさんいます。
その様な先祖に縋りつかれると、運が下がります。
今、何となく重い、だるいといった、体感はありませんか。
物寂しい、やる気が出ない、あるいはイライラするなどの、ネカティブな感情が出ていませんか。
この様な場合、低レベルの先祖が影響しているのかもしれません。
そういう先祖は救いを求めているので、離れる様に説得しても、聞く耳を持たないでしょう。
こんな時、除霊なんかしてもらったら、だめですよ。
霊能者は、須く、自称霊能者です。
詐欺だとは言い切れませんが、可能性は大きいと思います。
多額の出費は「授業料」でしょうけど、団体に引き摺り込まれたら、エラい目に遭いますよ。
先祖を救ってもらうためには、自分で仏様にお願いするのが一番です。
頼る仏様は、観音様かお地蔵様、あるいは不動明王でも構いません。
仏壇があるなら、御本尊である仏様にお願いして、救っていただきましょう。
また、低レベルの先祖に取り憑かれるのは、同じ波長だからとも言えます。
恨み、憎しみ、悲しみ、後悔などの、ネガティブな感情が大きくなっていませんでしたか。
そのあたり、少し、反省してみてください。
そして、ネガティブな感情を、一旦受け入れた上で、処理してください。
さあ、お彼岸が過ぎれば、実りの秋です。
収穫を楽しみましょう。