古事記の音読については、何度か取り上げた事があります。
古事記は、天之御中主神から始まる神話「上つ巻」、神武天皇から第15代応神天皇までの「中つ巻」、第16代仁徳天皇から第33代推古天皇までの「下つ巻」からなります。
上つ巻は、神話です。
書いてある事が実際に起きたと考える人は、いないでしょう。
中つ巻に登場する神武天皇から応神天皇までは、神話と史実が混じっていると考えられています。
初代神武天皇、第10代崇神天皇、第15代応神天皇は同一人物だと言う学者もいます。
第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までは、創作であり実在していない、などと言う輩もいます。
日本の古代史においては、中国の文献に書いてあるかどうかで、真実かどうかを決めるそうです。
これは、戦後、WGIPによって植え付けられた自虐史観と、幅を利かせていた反日左翼学者による弊害です。
それはともかくとして。
古事記には、たくさんの神様が登場します。
神様の名前は、その働きを表します。
言葉に出して唱えることで、神様の働きが顕現します。
つまり、古事記を音読すると、神様の応援が得られて運が良くなっていくわけです。
私が初めて音読をした時、頭がクラクラしました。
身体中にまとわりついていた邪気・邪霊が、いたたまれなくなって剥がれたのでしょう。
漢方医学で言うところの「瞑眩反応」みたいなものでしょうか、しばらく体調を崩した記憶があります。
反応は人それぞれでしょう。
まずは「上つ巻」だけでも、音読してみてください。
物語としても楽しめますよ。