三重県熊野市波田須にあります、「徐福 ( じょふく ) の宮」を紹介しましまょう。
御祭神は
徐福
稲荷の神 ( うかのみたまのかみ )
創建は定かではありません。
約2200年前、秦の始皇帝の命を受けて、徐福が日本にやってきました。
不老不死の薬を求めてやってきたことになっています。
しかし彼は、3000人もの少年少女を連れてきました。
これは、日本の進んだ文化を学ばせるためだった、という説があります。
遣唐使の時代ですら、海を渡るのは危険でした。
その1000年ほども前の時代です。
命懸けで3000人もの子供を連れてくるのは、それなりの理由があったからでしょう。
GHQによるWGIPと反日左翼教師によって、私たちは間違った歴史を教え込まれ、自虐史観を植え付けられました。
それで、徐福が日本に渡来したのは虚構・創作であるとされています。
真実は、わかりません。
さて、波田須は、徐福一行が上陸したと言われているところの一つです。
実は、徐福伝説は全国に20以上あって、どこも同じ主張をしています。
ただ、波田須では秦時代に使われていた貨幣「半両銭」が出土しています。
秦の人がここにいたのは、間違いないようです。
御神徳、御利益を求めてではなく、古代のロマンを求めて、一度訪れられてはいかがでしょうか。
古い神社があるところは、少なくともパワースポットです。
何か、インスピレーションが得られるかもしれません。