「後悔には二つある。やったことに対する後悔と、やらなかったことに対する後悔だ。同じ後悔なら、やって後悔する方がいい。経験が残るから。」
このようなことが、よく言われますが、あなたはどうですか。
私の場合、後先考えずに突っ走ることがあり、「やらなきゃよかった」という後悔が、圧倒的に多いです。
確かに経験は残りますが、全て辛い思い出であり、思い出したくもない黒歴史でした。
他人を痛めつけたり、傷つけたり、大切なものを奪ったりしたことの後悔が沢山あって、罪悪感の元になっていました。
辛い目に遭うのは、悪いカルマの解消です。
辛い体験を引き寄せたのは、自分自身です。
辛い分だけ、刧が消えます。
ということは、私のせいで辛い目にあった人は、その分だけ刧が晴れたのです。
「私はその人に引き寄せられ、悪いカルマを解消してあげたのだ。」と、考えることにしました。
自分が刧を積んでまで、その人を救ってあげたのだと。
神様から見たら、良いことをしたのではないか。
そのように考えると、罪悪感が消えていきました。
ですから、「黒歴史でした。」と表現したのです。
とても傲慢な思いだとは思いますが。
最近、宇宙は一つではなく沢山あるという「マルチバース」理論が、幅を利かせるようになってきました。
無数の並行世界・パラレルワールドが存在するという理論です。
自分の世界は自分が作り出した自分だけのものですから、自分の都合の良いように解釈すれば良いのです。
ちっぽけな罪悪感で人生をつまらないものにするのは、とても勿体ない。
他人を苦しめた人は、天に代わって刧を晴らしてあげた天使です。
あなたも、きっと天使ですよ。