たまに、復習しましょう。
カルマの法則とは、原因と結果の法則です。
良いことをすれば良いことが返ってくる、悪いことをすれば悪いことが返ってくる、というものです。
「カルマ」という言葉は、悪いことのみに使われがちですが、良いこともカルマです。
「出したものを受け取る」ならまだしも、「蒔いた種を刈り取る」となると、絶対に良い種だけを蒔きたいものです。
蒔いた種は、芽が出て、生長して、花が咲き、実を結びます。
良い種を蒔いて、良いものを収穫しましょう。
ディーパック・チョプラ博士は、選択に注意せよ、と言っています。
私たちは、常に何らかの選択をしています。
氣をつけなければならないのは、無意識の選択です。
誰かに侮辱されたり、褒められたりといった、外部の刺激に対しての反応は、ほぼ、自動的ではありませんか。
侮辱されたとき、腹を立てようと決めて腹を立ててはいないでしょう。
無意識の自動反応で、腹を立てることを選択しているのです。
瞬時に立ち上がったネガティブ感情を、理性が判断して、腹を立てない選択ができます。
そうすれば喧嘩や報復に発展することがありませんから、刧を積まずに済みます。
刧すなわち悪いカルマを積めば、やがて返ってきて、また不愉快な思いをすることになってしまいます。
それを防ぎましょう。
良い選択のみを心がけ、良いカルマを積んでください。
それは、残りの人生と、あの世、そして来世の幸福の素になりますから。