困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

茅の輪くぐり

この時期、神社の境内に「茅の輪 ( ちのわ ) 」が設置されます。

 

ほとんどの場合、神前の真前に設置されていて、それを潜って参拝する形になります。

 

茅の輪を潜れば、人形 ( ひとがた ) を書かなくても罪穢れを祓っていただけます。

 

でも、せっかく人形のことを知ったのですから、書いてこないと勿体ないですよ。

 

それはさておき、茅の輪くぐりのやり方は、どこの神社でも、茅の輪の横に案内看板が立てられていますから、参考にしてください。

 

左から数字の8、あるいは無限大記号を描くように潜ります。

 

その際、より効果を高めるために、次にあげる和歌を唱えてください。

 

 

水無月の 夏越しの祓 する人は 千歳の命 延ぶといふなり」

 

「思ふこと みなつきねとて 麻の葉を 切りに切りても 祓ひつるかな」

 

「宮川の 清き流れに 禊せば 祈れることの 叶わぬはなし」

 

 

茅の輪くぐりは、まじないの一種ですが、神様に対する礼儀として、潜る前に一礼してください。

 

さて、三つの和歌を覚えきれないという方は、最初のものだけでも努力して覚えてください。

 

それも無理なら、「祓いたまへ、清めたまへ、守りたまへ、幸はへたまへ」でもかまいません。

 

また、茅の輪の元になった人物の名前「蘇民将来 ( そみんしょうらい ) 」を唱えてもいいでしょう。

 

ただし、苦手な和歌を覚えようとする努力は、自分の御魂が見ていますし、守護霊も見ています。

 

その努力は、神社の神様の知るところとなるでしょう。

 

最初から覚える氣のない人間と、覚えようと努力した人とでは、授かる御神徳に大きな差がつくと思います。

 

ただし、覚えるのも覚えないのも、自由です。

 

なお、遅いところでは夏至以降に設置されます。

 

そのような神社では、7月中頃まで残されているようです。