夏は霊の季節でもあります。
テレビでは心霊番組が特集されたり、怪談があったりします。
お盆休みに旧友と会って、肝試しに出かける人もいるでしょう。
閉鎖された病院や旅館、田舎の古いトンネルなどは、格好の心霊スポットです。
ある夏の日、私は終電を逃して歩いて帰る途中、火葬場の横を通ったことがあります。
あれは恐怖でした。
それはさておき。
ユーチューブで心霊動画を検索すると、たくさん出てきます。
今はCGの作品の方が多いようです。
というか、殆ど作り物でしょう。
霊的現象が起きたり、霊が出現するパターンが同じものばかりで、じきに飽きました。
さて、霊に関しても、引き寄せの法則が当てはまります。
引き寄せの法則とは、「同じ波長のものが引き寄せ合う」というものです。
念じることで欲しいものを引き寄せるのではありません。
霊と同じ波長になれば、互いに引き寄せ合います。
絶望したり、恨んだり、呪ったりしていると、それに合った霊が寄ってきます。
霊にとっても、自分と同じ波長なので居心地がいいのでしょう。
氣の合う仲間と一緒にいるようなものです。
逆に、明るく、元気で、前向きで・・・と神道的な日々を送っていると、不成仏霊は寄ってきません。
明るくて元気な幽霊なんて、いないでしょう。
さっさと、あの世に行っています。
それで、神道的な生き方をしていれば霊に取り憑かれることはないのですが、なかなか難しいでしょう。
生きている限り、腹を立てることも、悲しむことも、がっかりすることもあります。
そんな時のために、日頃から強そうな仏様に御守護をお願いしておくといいでしょう。
強そうな仏様といえば、不動明王、毘沙門天、蔵王権現などです。
祈りは、守っていただくことに焦点を当ててください。
けっして、悪霊を退散させることや懲らしめること、やっつけることを願ってはいけません。
その祈りに愛はありませんから、仏様に通じません。
愛を持って、自分と周囲の人の幸せになるような守護を祈ってください。