あなたは、授業中や会議などの席で思い出し笑いをして、顰蹙を買ったことがありませんか。
私は、しょっちゅう、あります。
つまらない話を聞いているうちに、心が、その場から離れていきます。
大抵は妄想に浸っているのですが、時々、過去の楽しかったことを思い出します。
昔のことを思い出すことは、脳にとっては、その場にいるのと同じです。
愉快な思い出が蘇ったとき、つい吹き出してしまうのです。
ただ、大抵の人は、楽しいことよりも、ネガティブな体験に心が向いてしまいます。
これは、本能です。
DNAに刻まれたものですから、工夫しないと、いつまでも否定的なことばかり考え続けます。
ネガティブな状態が続くと、同じ波長のものを引き寄せるという「引き寄せの法則」が発動して、ネガティブなことを引き寄せてしまいます。
顰蹙を買っても、愉快な出来事を考えていると、愉快なことを引き寄せます。
幸せな未来を妄想することが苦手な方は、かつて体験した愉快な出来事、爆笑したことなどを、積極的に思い出してみてください。
生まれてから今まで、楽しかったことなど一度もない、という方はいないでしょう。
笑ったことがない、なんて方もいないでしょう。
何度でも思い出して、追体験してください。
続けていると、心が明るくなり、元気になってきます。
そして、前向きに発展的に進歩的に、考えることができるようになります。