遥拝とは、神社や寺に向かって祈りを捧げることです。
実際に参拝しなくても、目的の神社や寺の方に向かって祈ることで、参拝したのと同じ「効果」が得られます。
自宅でも、外でも、職場でも、遥拝することができます。
また、地方の神社には、「伊勢神宮遥拝所」が設けられているとろこがあります。
摂社を建てるほどの余裕がない場合、石碑を立てて遥拝所にしています。
近畿や愛知県、岐阜県あたりに住んでいれば、伊勢神宮に参拝しやすいでしょう。
それ以外の地域から伊勢までお参りするには、宿泊する必要があります。
旅費もかかりますし、頻繁にお参りするわけにはいきません。
そのような人ために、遥拝所が設けられているのです。
遥拝所は、伊勢神宮以外の神社のものもあります。
お近くの神社で、探してみてください。
さて、伊勢神宮の神様は、会社で言うと社長に当たります。
一宮の神様は部長クラス、産土神は課長、守護霊は担当窓口の社員といったところです。
伊勢神宮で願い事をしても叶わないと言われるのは、社長が直接お客様を相手に商売をしないようなものです。
例えが悪いですが。
それでも、社長に挨拶しておけば、それが部長、課長と降りてきて、窓口のサービスが向上するかもしれません。
それで、期待を込めて、伊勢神宮を遥拝するのです。
朝イチで、伊勢神宮に遥拝してみませんか。