眉は、男性の場合は腕を、女性の場合は足を表します。
男性の場合は、部下運とでも言いますか。
濃い人は、頼りになる、信頼できる部下に恵まれます。
女性の場合、足腰の丈夫さ、すなわち健康運を表します。
眉と眉の間は、「天の気」を受ける場所です。
神様からのエネルギーを受ける場所、と言い換えても良いでしょう。
極端に狭い人は、この部分を剃って広げることが開運に繋がります。
女性の場合、眉が足を表しますから、この部分が広すぎる人は、異性関係がだらしない傾向があるようです。
その代わり、異性にはモテます。
耳たぶについて。
ここも流派によって、解釈が分れるところです。
耳が開いていて、正面を向いているような人は、素直な人が多い。
逆に、頭に張り付いているような人は、人の言うことより自分の考え・気持ちを優先する。
内輪の出ている人は、型にはめられたくない人です。
耳たぶの大きい人は、運の強い人と言えますが、実力を付ける努力・行動をしない限り、報われません。
棚ぼたではない、ということです。
耳たぶの小さい人は、財運が乏しいと言えますが、堅実です。
一般に、おでこの広い人は聡明で、狭い人は本能的といわれます。
広い人は熟慮型、狭い人は行動型と言えます。
ビジネスにおいては、巧遅より拙速が成功の秘訣ですから、狭い人の方が成功しやすいと言えるでしょう。
以上、簡単に解説してきました。
最も良い人相は、バランスがとれている相で、輝いて見える顔です。
もし自分に悪い相があったら、相が示すものが現象として表に現われないように努力する。
それが、修行というものです。
例えば、耳たぶが小さいと財運が乏しいですが、無駄遣いをせず、貯蓄や自分に対する投資をすることで、金持ちへの道は開いていきます。
人相で見る運は、先天運です。
悪い人は、今世の努力で後天運を付けていけばよいのです。
人相学を勉強すれば、今まで分からなかった自分の弱点に気付くことが出来ます。