未来への希望を断たれるような、がっかりする出来事は大きく御魂を傷つけます。
愛する人を突然亡くすことが、その最大のものでしょう。
また、過酷な日々も、御魂を傷つけることになります。
私たちは、御魂を磨くために生まれてきました。
それぞれの徳と劫に合わせて起きる全ての出来事 ( 幸せなことも不幸なことも ) が、御魂磨きの材料です。
ところが、劫の吹き出すことばかりが続くと、御魂が傷だらけになります。
水晶でも、ガラスでもかまいませんが、透明な球体をイメージして下さい。
これをヤスリでこすったら、傷だらけ、まるで曇りガラスのようになってしまいますね。
自分の御魂が、そうなっていませんか。
御魂は神様の分魂ですから、傷が無ければ、
明るく、元気で、前向きで、発展的で、進歩的、楽天的で、積極的で、意欲に満ちています。
自分自身を振り返ってみましょう。
愚痴や不平や不満を、つい口に出してしまう方は、傷ついています。
「私なんて、○○だから、、、。」と言う方も、傷ついています。
怨みや憎しみに凝り固まっている人も、傷ついています。
常に猜疑心を持って人に接する方も、傷ついています。
その他、上に記した神様の気質でない、ネガティブな思いが出てしまう方は、傷ついているのです。
でも、心配しないで下さい。
傷のない人なんて、いませんから。
傷がなくなれば、御魂磨きの完成です。
それは、私たちの目的であり、達成すれば神様になります。
「神上がり」と言います。
遠い道のりの人もいれば、もう少しという人もいるでしょう。
道が遠くても、このような知識があれば、必要以上に自らを傷つけることがなくなります。
知識があれば、嫌な思い出を反芻して傷を深めているとき、それに気付いて、
「だめ、だめ、やめよう」と、明るい妄想に切り替えられますから。
明るい妄想は、プラスのエネルギーです。
小さな傷なら、治ってしまうでしょう。
おまけに、幸運を引き寄せます。