願望実現法として、「引き寄せの法則」 も広く知られています。
引き寄せの意味を勘違いして、実践している人がいますし、勘違いを本にして出版している人もいます。
お金のことを思うとお金がやってくる、恋人のことを思うと恋人が出来る、みたいなことです。
確かに、心底お金のことばかり考えている人、お金に執着している人は、ほぼ自動的にお金を集める行動をします。
その結果、小金は貯まるでしょう。
しかし、お金を念じたらお金が引き寄せられる、なんてことはありません。
正しい引き寄せの法則とは、「同じ波動のものは引き寄せ合う」 というものです。
人間関係は、まさにその通りです。
明るい人のところには明るい人が集まりますし、静かな人のところには静かな人が集まります。
趣味やファッションが共通する人も。
さて、引き寄せの法則を利用して願望を実現するには、すでに実現している気分にならないといけません。
同じ波長でないと、引き寄せ合いませんから。
お金持ちになりたければ、お金持ちの波動を出す必要があります。
則ち、「自分は金持ちだ」 と信じ込まなければならないのです。
出来ますか。
マントラのように「私は金持ちだ」 と何百回唱えても、「金持ちなんかじゃない」 と思ってしまいます。
マーフィーの法則と同様、現実でないことを現実だと思い込まなければならないのですから、難しいですね。
何度か書きましたが、この壁を越えるには、幸せな妄想が一番です。
楽しい妄想が出来る人は、引き寄せが始まっています。
また、今あることに感謝すること。
ずっと感謝し続けていると、感謝したくなる出来事を引きつけます。
それも出来ない人は、願望を捨てる練習をします。
願望がなくなるのは、心が満たされている時です。
満たされているという波動が、あらゆる善きものを引き寄せてくれます。
願望を捨てろといわれても・・・、出来ませんよね。
そんなことよりも、思いの全てを神様に訴える方が、日本人には合ってます。
神様にお願いし、努力を約束し、結果は全てお任せしますという祈りです。
今日、九月一日、そのようなお祈りをされましたでしょうか。