「欲望の祈り」 の対極にあるのが、「愛念の祈り」 です。
愛念の祈りとは、人の幸せを祈ることです。
神様や仏様に、他人の幸せを祈ったことは、ありますか。
身近な人なら、楽に祈ることができます。
家族が病気の時は、早く治るように祈るでしょう。
子供が受験の時は、合格を祈りますよね。
それに加えて、もっと広く大きく、祈りましょう。
神様は、大きな存在ですから。
天皇陛下は、日々、日本国民の幸せを祈って下さっています。
皆様も、日本国民の幸せを祈ってみては、いかがでしょうか。
世界の人類となると、日本の神様の手が届くかどうか分かりません。
祈っても、良いですよ。
イメージしやすいのは、日本国の平和と、日本国民の幸福でしょう。
こんなことを言うと、左翼は「国粋主義者だ」 と批判しますけど。
日本人が、日本人の幸せを祈って、何が悪いのでしょうか。
ただ、心から国民の幸せを祈るのは、なかなか、難しいものです。
良いことだと理屈では分かっていても、感情が乗りにくいのです。
その場合、範囲を狭めて祈って下さい。
同じ職場や学校、住んでいる地域などです。
幸せを祈られている側は、潜在意識でキャッチしています。
続けていれば、人間関係が、ますます良くなっていくでしょう。
でも、嫌いな人の幸せは、なかなか、心から祈ることはできません。
そこで、その人の所属する範囲の人全部の幸せを祈ればいいのです。
日本国民となれば、どんな人も含まれますね。
神社でも、自宅の神棚にでもかまいません、一度、長い時間、愛念の祈りをしてみて下さい。
最初は理屈で祈っていても、言霊の力で、感情が乗ってきます。
終わった後、とても爽やかな気分になるはずです。