「エバン・オールマイティ」という、コメディ映画があります。
アメリカの下院議員に当選したばかりの主人公エバンの元に神様が現れ、「方舟」を造れと命じます。
エバンは最初、ストレスのせいで幻覚を見ているのだと無視しますが、神様は何度も現れて、結局、彼は方舟を造り始めます。
この作品の中で、エバンの妻に対して神様が、「何か欲しいと言われれば、そのままあげるのが神なのか」と答えるシーンがあります。
プロテスタントの神様と、神道の神様とは異なりますが、この意見は、どちらの神様も同じではないでしょうか。
あなたが神社で祈願したとき、その願い事は、そのまま叶いましたか。
祈願した後、家で昼寝していたら願いが叶っていた、なんてことはないでしょう。
祈願したら、その願い実現のためのヒント、人とのご縁、健康や体力、ひらめき、運、チャンスなどが与えられたはずです。
これは、祈願をした後、行動しないことには叶わない、ということです。
また、行動しないことには、与えられたそれらのものに気が付きません。
「お賽銭を奮発したのに、願いが叶わなかった」と、がっかりしたり、神様に腹を立てるのは、この仕組みが分かっていない人です。
大切なのは、参拝後、祈願後の行動です。
祈願したなら、動いて、動いて、動きまくりましょう。