神道には、「教え」がありません。
神道は「道」、すなわち生き方です。
神様と共に生きる。
生成化育、進歩発展、向上していく生き方です。
つまり、「明るく、元氣で、前向きで、発展的で、進歩的、楽天的で、積極的で、意欲に満ちて」いる人生を歩んでいこう、ということです。
これは、神様に祈り、神様の存在を実感できたら可能になります。
人は、そのままでは、過去を悔やみ、未来を心配します。
遺伝子に、そのように組み込まれているからです。
原始時代から、そのような性質の人が、野生の動物や敵の集団から逃れ、生き延びることができました。
草むらで物音がしたときに、「食べ物だ」と楽天的に、積極的に踏み込んでいった人は、猛獣に食われてしまいました。
怖がって寄り付かなかった人、逃げた人が生き延びて子孫を残しました。
ネガティブ思考は太古からの遺伝によるものですから、「私は暗い」、「私は消極的だ」みたいに悩む必要はありません。
開き直ってください。
「暗いですけど、それがどうかしましたか ? 」
「消極的ですが、何か ? 」
そのほかのネガティブなことも、同じように開き直ればいいのです。
それを、声に出していってみてください。
スッキリします。
それが、自分を認めることにつながります。
欠点 ( と自分で思っていること ) を認めて受け入れれば、もう、氣になりません。
そのようにして、足枷を外せば、氣分良く過ごせます。
氣分が良ければ、考えが明るく、軽くなります。
明るく、軽いほど天界に近づきます。
祈りが、神様に通じやすくなります。
そうして、運が良くなっていきます。
毎日、氣分良く過ごす工夫をしましょう。