今日は東日本大震災が起きた日です。
あの時に亡くなられた人は、約16000人でした。
その後、震災関連死を含めて、22000人以上の人が亡くなりました。
日本人は、毎年約100万人の人が亡くなっています。
本来想定される死亡者数を超えた分を、超過死亡といいます。
2011年の超過死亡は、約55000人でした。
その年は、東日本大震災以外の大災害はありませんでしたし、大規模な疫病の流行もありませんでした。
だから、超過死亡は22000人のはずです。
亡くならないはずの33000人は、なぜ亡くなったのでしょうか。
私は、情報のせいだと思っています。
震災が起きた後、連日、全てのテレビ局が悲惨な映像ばかりを流し続けていました。
繰り返し、このようなものを見ていると、潜在意識が書き変わります。
それが体を蝕み、心臓を止めるのです。
テレビ離れをしていた若者は、インターネットで災害の状況を繰り返し見ていました。
テレビも、ネットも、自分の意思で観ないことを選択できます。
観るのは、自分の意思です。
自らの意思で悲惨な映像を潜在意識に埋め込むことは、緩やかな自殺と言えます。
テレビは、観ないことに越したことはありませんが、家族の手前、そういうわけにもいかない方もいるしょう。
戦争、事件、事故、災害などの悲惨なニュースは、極力、観ない工夫をしてください。
観る者に怒りを生じさせるようなもの、例えば、政治家の汚職や裏金問題なども同じです。
何氣なく取り込んでしまう情報は、命を蝕むこともあるのだと、心の隅に置いておくことをお勧めします。