明日、彼岸6日目の六度万行は「禅定」です。
禅定とは、心が定まっている状態です。
外部に左右されず、どっしりと落ち着いて、やりたいことだけをやっている方は、禅定の修行は上がっています。
ほとんどの人は、そうではないでしょう。
座禅をしたり、瞑想をしたりして揺るがない心を作るのですが、効果が感じられるまで、数ヶ月あるいは数年かかるかもしれません。
それに、師匠について指導してもらわないと、成就するのは難しいでしょう。
たとえ自己流でも、やらないよりは、やる方がいいに決まっていますが。
また、以前ここでも紹介した「スナイパーの呼吸法」も、心を落ち着かせる手段の一つです。
吐いて、止めて、吸って、止めてのサイクルを各4秒ごと、1セット16秒を数回繰り返します。
肝心なのは、いざ必要というときに、これができるかどうかです。
緊急事態に遭遇したとき、この呼吸法で落ち着かせられる様に、普段から実習しておくのが良いでしょう。
知っているのと、できているのとでは、全く違います。