幸せの素は徳分ですから、徳分が乏しいと幸せにはなれません。
徳が無くても、強引な手段で成功はできますよ。
他人のものを奪えば、物質的に豊かになります。
しかし、日本で生まれ育った日本人は、それで心は豊かになれません。
罪悪感に苛まれます。
そんな意識がなくても、自己破壊欲求が出てきて、自分自身を抹殺しにかかります。
日本人としては、他人のものを奪うのではなく、他人が喜んで差し出してくれるのを受け取るようにするのが、幸せにつながります。
ビジネスでも、他人の悩みや問題を解決し、相手が喜んで出してくれるお金なら、あなたは幸せになれます。
本田健さんは、そのようなお金を「ハッピーマネー」と呼んでいます。
相手は問題が解決できて喜び、自分は人に貢献できた上に報酬を得られて喜びます。
この逆が、令和の米騒動の元凶となった、米の流通業者です。
入荷量の半分程度しか出荷せず、米の市場価格を釣り上げて儲けようとしました。
七月頃から、やっていたようです。
その業者が日本人なら、自己破壊欲求が起きてくるでしょう。
そうでないなら、味を占めた彼らは、毎年、繰り返す可能性があります。
話が逸れました。
私たち日本人は、姑息に銭儲けしようとするのではなく、他人を助けたり、喜ばせたりして、徳を積みましょう。
諺に、「情けは人の為ならず」とあります。
日本人なら、これでいきましょう。
大量の徳を積めば、残りの人生と、あの世と、来世の幸せにつながります。
さらに、子孫にも良い影響が行き渡ります。
どんどん、徳を積みましょう。