西洋医学、漢方で、なかなかすっきりしなくて、いきなりスピリチュアルにいくのはよろしくないでしょう。
行ってもかまいませんけど、スピリチュアルのものは、気功も含めて、治療に当たりません。
これは、古代インドの医学です。
インダス文明の頃の文献に、すでに登場していますから、発祥は、かなり古いものです。
もしかしたら一万年くらいの歴史があるのかもしれません。
アーユル・ヴェーダでは、身体の気のバランスが崩れたときに病気になると考えます。
体質には、ヴァータ、ピッタ、カファの三つの要素があるとし、過剰にならないようにすることで健康を維持するというものです。
近頃は、クリニックがたくさんできてきて、気軽に受診できるようになりました。
クリニックに行くと、脈診といって、脈の打ち具合で体質を調べます。
その後、薬草やオイルを使った治療が施されます。
シーラ・ダーラという、眉間にオイルを垂らす治療が、よくテレビで紹介されます。
私も受けたことがありますが、とても心地よいものでした。
さらに身体全体に、温かいオイルをかけるという療法が、一番気持ちよかったですね。
施術の名前は忘れましたが。
特定の病気を治すものではありません。
医師免許を持っている方が、アーユル・ヴェーダ・クリニックを開設していますから、安心して受けられます。
しかし、病気になったら、まず、西洋医学の病院へ行くべきです。
それで、なかなか治らなければ、医師と相談しながら、漢方やアーユル・ヴェーダを併用すると良いでしょう。
まともな医師なら、相談に乗るはずです。
頭から否定する医師だったら、視野が狭く、大学時代に習ったことだけが全てでしょう。
そういう医師は、最新医学の知識もありませんから、別の病院へ行った方が良いですね。