引き寄せの法則とは、「思ったことは実現する」 というのと、少し違います。
同じ波長のものが引き寄せ合うのです。
波長といっても、計器で測定できるものではありません。
波長が高いとは、肯定的であったり、人を幸せにしたりするもの。
波長が低いのは、その逆のものを言います。
心が喜びに満ちていれば、喜ばしい出来事や、さらに嬉しくなるものが手に入ります。
心が悲しみでいっぱいなら、追い打ちを掛けるような悲しいことが続きます。
「不幸だから、幸せになりたい」 では、さらに不幸を呼び込むことになってしまいます。
このことは、新約聖書にも書かれています。
「富める者はますます富み、貧しき者は、その持っているものまで奪われるであろう。」
もし自分がどん底であると感じていたら、その中でも、何かしら幸せを探すことです。
目が見えるとか、耳が聞こえるとか、命のある朝を迎えられたとか、何かしらあるでしょう。
100%不幸なら、生きていませんから。
小さな幸福を、感謝で増幅していけば、幸せな出来事を呼び込むことが出来ます。
あとは、加速していくだけですね。
逆に、不平不満を言っていると、嫌な出来事が続きますよ。
酒の席で上司の悪口、仕事への不平不満は、気分が晴れる以上に不運な出来事がやってきます。
さて、九州から北陸にかけての豪雨で、多くの犠牲者が出ました。
テレビや新聞は、それで持ちきりです。
悲惨な状況を見たら、普通の人は、同情します。
可哀相にと思います。
そう思うから、寄付するし、ボランティアに出掛けるのです。
寄付やボランティア活動は、「物施」、「体施」 ですから、徳分になり、不幸から身を守ってくれますし、やがて幸福となって返ってきます。
ニュースを見て、可哀相にと思っただけの人は要注意です。
同じ波長になっていますから、同じような不運・不幸を引き寄せます。
ニュースを見て、同情された方、暗い気持ちになってしまった方は、寄付しましょう。
動機はどうであれ、それで助かる人がいるのも事実ですから。