開運したいなら、自分を罰することをやめなければなりません。
自分の欠点ばかりに目がいっていたり、過去の失敗や他人に迷惑をかけたことの後悔ばかりしている人は、「自分は幸せになってはいけない」と、心の底で思い込んでいます。
自分を赦せていないのです。
それで自分を罰します。
いつまでも罰を与え続けるのです。
そんなことをしていたら、いくら徳を積んでいても、五黄殺に引っ越しをして過去のカルマを清算してしまっていても、幸せにはなれません。
潜在意識で幸せを拒否し、不幸であることを望んでいるのです。
そうして、不幸な出来事を引き寄せているのです。
それを自覚して、潜在意識を書き換えましょう。
前回も取り上げましたが、潜在意識の書き換えには、言葉の力を使います。
自分自身を赦すためには、「私は、自分を赦しました」と宣言してください。
そして、欠点や失敗など、赦せない点を一つずつ洗い出して、「何のために、それがあったのか」を考えます。
欠点は、自分が気に入らないだけで、反対側から見れば長所でもあるはずです。
失敗には、学びが含まれています。
他者に迷惑をかけたり、酷い目に遭わせたりしたのは、その人の刧を晴らすのに使われただけです。
あなたがいなければ、別の人が、その役割を担ったでしょう。
自ら刧を積んでまで、その人の刧を晴らしてあげた自分を、労ってあげてもいいくらいです。
このようにして、一つずつ解釈をしていけば、罰する必要など全く無いことが分かるでしょう。
本当に自分自身を赦せるまで、気がついた時に、何度も繰り返してください。
この人生と全く同じ人生を、もう一回繰り返してもいいと思えたら、完了です。