毎日、少しの時間でもいいので、自分と向き合うべきです。
静かに座って、目を閉じ、心を落ち着かせます。
すると、様々な想いが湧き上がってくることに気づくでしょう。
前回も書きましたが、心を無にすることはできません。
雑念が出てくるのは、自然のことです。
超越瞑想では、雑念のことを象の大群に例えていました。
インド発祥の瞑想法ですから、象なのでしょう。
瞑想して意識の深いところに入っていくと、眠っていた像が起き出して動き回り、そこに留まっていられず、戻ってきます。
雑念は意識のカスみたいなものですから、何年も瞑想を続けていると減っていきます。
それで、意識が開発されて、宇宙意識 → 神意識 → 統一意識と進化していきます。
統一意識になると、自分と他人、内側と外側の区別がない世界です。
超越瞑想をしている人は、皆、そこを目指しています。
それはともかくとして。
目を閉じて、現実から離れることは、とても大切なことです。
今の人生に満足していて、目指すものが何もない方は、必要ありませんが。
現状に満足できず、「自分は、こんなもんじゃあない。」と強く感じている方は、瞑想しましょう。
1分でも2分でも構いません。
夢が実現した世界に浸るのです。
その夢は、現在の延長線上にないもの、達成するための方法が分からないものです。
やり方が分かっているなら、やればいいだけですから、それは夢とは言いません。
夢というのは、人に話せば、「絶対に無理だ。不可能だ。」と否定される程のものです。
だから、話してはいけません。
最高の自分の最高の人生を、日々、瞑想することで、そこに至る道ができてきます。
そこから先は、道を進むというより、理想の未来がその道を通って、向こうからやってくるという感じです。
早速今夜から、瞑想しましょう。